コピーオプション
クライアントに項目をコピーするたびに、コピーされるファイルの場所とオーナー、使用するネットワーク帯域幅、コピー失敗時またはファイル重複時の処理を選択できます。
項目の保存場所
「項目の保存場所」ポップアップメニューには、「アプリケーション」フォルダなどの複数のコピー先があらかじめ設定されています。目的のコピー先が表示されない場合は、フルパス名を指定できます。
項目がすでに存在する場合
コピーしている項目と同じ名前の項目がコピー先にすでに存在する場合は、次のような方法があります:
既存の項目を置換する
既存の項目の方が古い場合に既存の項目を置換する
既存の項目を名称変更する
コピーする項目を名称変更する
上記のどのオプションを使用するかを常に確認する
項目に設定する所有権
デフォルトでは、コピーされるファイルは、そのファイルが入るコピー先フォルダのオーナーとグループを継承します。しかし、次のような方法があります:
現在のオーナーを変更しない
オーナーを現在のユーザに設定する
ユーザとグループを指定する
問題が起きた場合の対処
コピーされるファイルの取得に 1 台のクライアントが失敗しても、コピー操作はすべてのコピー先クライアントに対して続行されます。ただし、1 台のコピー先クライアントからエラーが報告された場合に、コピー操作全体をキャンセルするように選択できます。このオプションは「パッケージをインストール」ダイアログでも使用できます。
コピー後
コピーの直後に、コピーされた項目を開くことができます。このオプションを選択すると、作成時に使用したアプリケーションでファイルが開きます。
セキュリティ
ネットワークを介して送信されるデータを暗号化することができます。「ネットワークデータを暗号化」オプションを選択するとセキュリティは強化されますが、パフォーマンスは低下します。このオプションは「パッケージをインストール」ダイアログでも使用できます。
ネットワークの使用
ファイルのコピーはネットワークで持続可能な最高の速度で行われるので、「Remote Desktop」はすべてのリソースを自由に使って、高速かつ効率的にコピーを完了します。ネットワーク上で行われているほかの処理によっては、コピーデータの転送速度を明示的に制限したい場合があります。ファイルコピーの概算最大データ速度を、1 秒あたりのキロバイト数で設定できます。このオプションは「パッケージをインストール」ダイアログでも使用できます。