ファイルをコピーする
システムソフトウェアを除く、任意のファイルを 1 つまたは複数のクライアントコンピュータにコピーできます。
ファイルのコピーは、ファイルの数が少ないほど速くなります。たとえば、通常は 1 つ 10 KB のファイル 10 個をコピーする方が、100 KB のファイル 1 つをコピーする場合より時間がかかります。より速くコピーするには、単一のファイルアーカイブ(.zip ファイルなど)でリモートコンピュータにコピーします。OS X アプリケーションは多数の小さなファイルの集まりであることを覚えておいてください。Finder ではコピーしたいアプリケーションが 1 つのファイルのように見えても、何百、場合によっては何千もの小さなファイルが含まれていることがあります。
項目をコピーしようとしたときにクライアントコンピュータがスリープ状態になっている場合は、「Remote Desktop」を使って対象コンピュータをスリープ解除してから、項目をコピーする必要があります。
管理用コンピュータからクライアントにコピーする
同時に何台のクライアントコンピュータにでも項目をコピーできます。
Remote Desktop ウインドウで、コンピュータリストを選択し、1 台以上のコンピュータを選択します。
「管理」>「項目をコピー」と選択します。
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「コピーする項目」リストにファイルまたはフォルダを追加します。アプリケーションをコピーすることもできます。
「追加」 をクリックして、ローカルボリュームでコピーする項目をブラウズするか、ファイルおよびフォルダをリストにドラッグします。
項目をリストから削除したい場合は、その項目を選択して「削除」 をクリックします。
コピーしたいすべてのソフトウェアがリストに追加されるまで、この手順を繰り返します。
コピーオプションを選択します。
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このイベントを別の時間に予約するか、繰り返すように設定したい場合は、予約ボタンをクリックします。
詳しくは、タスクを予定するを参照してください。
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「項目をコピー」をクリックします。
ソフトウェアが指定されたコピー先にコピーされます。正常にコピーされなかった場合は、タスクフィードバックウインドウにエラーメッセージが表示されます。
Finder からクライアントへコピーする
ファイル、アプリケーション、またはフォルダを管理用コンピュータの Finder から制御ウインドウに直接コピーできます。
Remote Desktop ウインドウで、コンピュータリストを選択し、1 台以上のコンピュータを選択します。
Finder で、コピーしたい 1 つまたは複数の項目を見つけます。
それらの項目を Finder からクライアントの画面の制御ウインドウにドラッグします。
コピーオプションを選択します。
「項目をコピー」をクリックします。
クライアントから Finder へコピーする
ファイル、アプリケーション、またはフォルダを、リモートコンピュータから管理用コンピュータにコピーできます。
ファイルをコピーするには、レポートを使うかまたは制御ウインドウで探してファイルを見つける必要があります。また、制御ウインドウから管理用コンピュータのデスクトップに項目をドラッグすることもできます。コピーされる項目の元のオーナーとアクセス権は変更されません。
Remote Desktop ウインドウで、コンピュータリストを選択し、1 台以上のコンピュータを選択します。
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ファイル検索レポートを選択して、ファイルを見つけます。
詳しくは、ファイルを検索するを参照してください。
コピーしたい項目をレポートウインドウで選択します。
項目をレポートウインドウから管理用コンピュータの Finder にドラッグするか、レポートウインドウの上部にある「このコンピュータにコピー」ボタンをクリックします。
コピーオプションを選択します。
「項目をコピー」をクリックします。
クライアント間でコピーする
リモートコンピュータ間でファイル、アプリケーション、またはフォルダをコピーできます。
ファイルをコピーするには、レポートを使ってファイルを見つけ、ファイルを受け取る対象コンピュータまたはリストを選択します。
Remote Desktop ウインドウで、コンピュータリストを選択し、1 台以上のコンピュータを選択します。
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「レポート」>「ファイル検索」または「操作」>「Spotlight 検索」と選択します。
詳しくは、ファイルを検索するを参照してください。
コピーしたい項目をレポートウインドウで選択します。
Remote Desktop ウインドウで 1 台以上のコンピュータを選択します。
「ファイル検索」レポートウインドウからコピーしたい項目を、Remote Desktop ウインドウで選択したクライアントにドラッグします。
コピーオプションを選択します。
「項目をコピー」をクリックします。
マスターコピーから項目を復元する
「項目をコピー」コマンドを使うと、マスターコピーを利用してクライアントコンピュータでシステム以外のソフトウェアを復元できます。これは、各クライアントコンピュータに同じソフトウェアがあることを確認するときに便利です。
「項目をコピー」コマンドでは、隠されている(Finder に表示されない)システムソフトウェアはコピーされません。「アプリケーション」フォルダ、「ライブラリ」フォルダ、「ユーザ」フォルダ、および任意のボリュームのルートでコンピュータの管理者ユーザによって作成されたフォルダをコピーできます。「項目をコピー」コマンドを使って、OS X システムソフトウェアをクライアントコンピュータにコピーすることはできません。
コピーしたい OS X アプリケーションと項目を含むディスクイメージの作成から始めることができます。または、USB ドライブ、マウント済みのパーティション、その他の記憶装置などのローカルボリュームからファイルをコピーすることもできます。タスクを予定するで説明するように、ソフトウェアの復元プロセスを自動化することもできます。
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復元するファイルがあるボリュームのマスターコピーを作成します。
USB ドライブ、マウント済みのパーティション、その他の記憶装置などのボリュームを使うことができます。
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マスターコピーボリュームを管理用コンピュータにマウントします。
マスター・コピー・ボリュームはローカルボリュームである必要があり、ネットワークを介してマウントすることはできません。
「Remote Desktop」を開きます。
Remote Desktop ウインドウで、コンピュータリストを選択し、1 台以上のコンピュータを選択します。
「管理」>「項目をコピー」と選択します。
マスターコピーボリュームを「項目をコピー」リストに追加します。
コピーオプションを選択します。
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このイベントを別の時間に予約するか、繰り返すように設定したい場合は、予約ボタンをクリックします。
詳しくは、タスクを予定するを参照してください。
「項目をコピー」をクリックします。
ドラッグ&ドロップを使用してコピーする
管理用コンピュータの Finder ウインドウ、Remote Desktop ウインドウ、および制御ウインドウの間でドラッグして、項目をコピーできます。
これはリモートコンピュータ間でファイルを収集または配布するのに便利な方法です。
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Finder ウインドウから、選択したコンピュータの Remote Desktop ウインドウまたは制御ウインドウに項目をドラッグします。
項目を制御ウインドウにドラッグしたり、制御ウインドウからほかの場所へドラッグしたりするときは、以下のことを考慮する必要があります:
ログインしているユーザは、項目を追加した場所の書き込みアクセス権を持っている必要があります。
コピーしている項目と同じ名前の項目がコピー先にすでに存在する場合は、すでにある項目がコピーされてその名前の後に番号が付きます。
コピーされた項目は「ファイル転送」ウインドウに表示されます。「履歴」のタスクとしては記録されません。
コピーされる項目の元のオーナーとアクセス権は変更されません。